2015年からの所得税、相続税の増税や日本経済に対する先行き不安のためでしょう。

海外移住が増えている理由

ここ10年間で海外への移住者は35%以上増加したと言われています。
しかもその多くは富裕層で、海外移住する目的も多岐にわたってきています。

 

日本人が海外移住をする理由を考察してみました。

>>移住するために必要なこと

 

1.教育移住

子どもをバイリンガルに教育したくて、米国やカナダ、オーストラリアなどの英語圏に移住する日本人が増えています。
アジアでもマレーシアは英語を準公用語としており、留学先として人気が高まっています。

 

また、子どもの学習ビザは比較的発給が易しい国もあります。

 

ただし、海外のインターナショナルスクールは一般的に費用が高く、人気も高いため、入学の順番待ちというケースもあります。また、高い英語スキルを要求されます。

 

2.退職後の移住

退職後の居住地として、アジアを中心とする海外を希望する人が増えています。
その理由は、温暖な気候、安い物価、食事が日本人の口に合うことなどです。

 

一般的にアジア諸国は気候が温暖で過ごしやすく、マレーシアタイなどでは、高度な医療が安く受けられます。

 

また、一般的な日本人夫婦が受け取れる年金は月額23万円だと言われていますが、マレーシアなどでは毎月20万円でかなり贅沢な暮しができます。

 

加えて東南アジアの国々では、50歳以上の人に対して貯蓄金額や年金収入など一定の条件を満たせば、退職者ビザの発給を比較的容易に受け付けている国もあります。
食事などの生活面から見ても、日系デパートなどもあり、日本の食品等も手に入れやすくなりつつあります。

 

3.起業目的や就職目的

特に経済発展中の国においては、ビジネスチャンスを求めて企業目的や就職目的で移住する人が増えています。
国によっては、ある一定金額を一定期間投資することを条件に発給される投資ビザというものもあります。

 

日本の企業の海外進出も加速していますが、その背景には日本の法人税が諸外国に比べて高いということも原因の一つです。
現地では、新たな雇用を生むこれらの動きは、とても歓迎されています。

 

以上が、主な海外移住の理由ですが、近年海外移住が増えているのは2015年からの所得税、相続税の増税や日本経済に対する先行き不安のためでしょう。

 

実際、2011年の原発事故以降は、放射能汚染を避けて海外へ疎開する人もいました。

 

もちろん、住み慣れた日本を離れて海外へ移住するのは、不安を伴うものです。
しかし、より快適な生活をおくるための一つの選択肢として、今後も海外移住は増え続けるでしょう。